当然のことながら福島第一原発は廃炉。というか、廃炉にまでもっていくだけでも莫大な労力と時間と技術を要する可能性が非常に高い。
国のエネルギー政策をどのようにするかということや、これからの原子力政策をどうするかということは別にしても、地震・津波被害にあって、海水を浴び、さらに放射性物質が散乱しているあの発電所がまた稼働するなどとは、ほとんど考えられないことです。
政府高官や関係者はなぜ廃炉を明言しないのか、明言できない理由があるのか、分からない。
プルトニウムにしても、原子炉由来と言われているけれど、プルトニウムは使用済み核燃料の中に豊富に含まれている。なぜその可能性に言及しないのか。記者会見でも、記者連中はなぜそのことを聞かないのか?
3月16日のブログ「原発問題の本質」にも書きましたが、いわゆる原子力の専門家だけではこの問題は解決しない。政治的な思惑を乗り越えて、衆知を集めるべきです。
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