民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」において、石川知裕衆議院議員が講演。石川氏とはお互いが当選する前からの付き合い。裁判を目前に控える中、みんなの前で話すのは辛いだろうし、裁判にも悪い影響が出るのではないか、と心配しながらも、議連役員の皆さんのたっての希望ということで、橋渡しの役をさせていただきました。「中塚さんに言われると断れませんね」と受けてくれたのですが、今の彼の立場を考えると、私は複雑な心境、思わず涙がこぼれそうになりました。
取り調べの可視化は、小沢氏をめぐる一連の事件以前からの課題。政局がらみでとらえることは良くないと思う。
「国会議員ほどの人が、調書の言葉を変えてもらえないなんてことがあるのか、と新聞記者から聞かれるが、取り調べ中の検事との関係は特別なもの。仲間は弁護士であって検事ではない、とアドバイスも頂いたが、検事さんとは一日10時間、弁護士さんとは30分しか会わないのだから。新しい証拠が出てきた時に、それまでの調書のストーリーをなぜ変えられなかったのか、それを検証するためにも可視化は必要」という、石川氏の話はひじょうに重いと思います。
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