中塚一宏の「いっこうで行こう！」

シンプルな事実

９月は祭り月。公務の合間を縫うように選挙区内各神社をハシゴ。宵宮に顔を出すか、翌朝の神輿の宮立ちに伺うか、日程とにらめっこ。行く先々で「中塚さんに投票しました」とか「民主党応援してます」と言われるとやはりとてもうれしい。
今日はとある神社の直会で「これ以上悪くはならないのだから、思い切ってやれ、民主党」と激励（？）をうけありがたいやらビックリするやら。
さて政治はそもそも権力闘争という側面を持っていて、勝たねば自分や政党の政策は実行できない訳ですから、その意味においては一番大切なことは「選挙に強くなる」ということ。選挙区をまわっていて当たり前のことなのですが改めて実感しました。

特別国会を終えて

特別国会の実質的な最終日に天皇陛下をお迎えしての開会式。なんかヘンですが国会は終了。
特別国会は色々なことを決めなければなりません。議院会館の事務所や、議員宿舎など。
私は議員宿舎、今回はお断りしました。議員宿舎はタダではありません。もちろん相場よりは格安ですがそれでも払うことには変わりないので、やめました。藤沢から国会へ通います。
慌ただしい三日間が終わり、次の国会は参議院の補欠選挙後だと思う。新政権の真価が問われるのはそれからです。

野党自民党

旧知の新聞記者さんと４年ぶりに懇談。
私「今どこにいるの」（何を担当しているの？の意）
記者さん「与党担当です」
そう言われた私は、「ふーん、自民党担当か」と一瞬思いましたが、今は民主党が与党なのでした。
今日は１２時ちょうどから始まる本会議が１時間遅れました。野党の自民党が開催に抵抗したからですが、特別国会冒頭から徹底抗戦で来る構え。数は減ったといってもまだ知恵は残っている。臨時国会も気を引き締めねば、と思ったのでした。

閉塞感と期待

鳩山内閣発足後初の世論調査。支持率は７０パーセント台後半と、歴代でも有数の高さ。一方で個別の政策についての賛否についても調査結果がありましたが、政策についてはまだら模様であり、政策を支持した結果内閣の支持率が高いわけではないようです。
やはりこの国を取り巻く閉塞感を、なんとか打破して欲しいという想いの結集が今回の政権交代だと思う。閉塞感の象徴である自民党が惨敗したのも、その意味においては当然のことでした。
新政権の使命は極めて簡単。この閉塞感を打ち破ること。ただしその具体策を間違うと期待は失望に変わる。来年の参議院選挙まであまり時間もありません。選挙後休む間もなく、という言葉ピッタリに頑張ります。

鳩山総理誕生

久しぶりの長い本会議。「３回も堂々巡りすんのかよ」とぼやきながらも、当選できたからこそ言えるわけで、歴史的瞬間に立ち会えることは大感激です。
おかげさまで鳩山総理が誕生しました。いろいろな感慨が胸をよぎるかと、またまた思いましたが、それはそれとして、詳しくは書けないけれど、次から次へといろんな課題があってたいへんです。
いずれにせよ、そういう悩める立場になったことに感謝申し上げたい。頑張ります。

両院議員総会、そして娘の誕生日

本日夕刻より民主党の両院議員総会。懐かしい顔を久しぶりに見て感慨もひとしお。当選同期の連中、そして落選同期の連中、参議院に転出した友人。またまた一緒に仕事ができる。ありがたいことです。
人事は小沢代表代行の幹事長就任のみ。終始なごやかな雰囲気の会でしたが小沢一郎さんだけは真剣な表情を崩さす、私も身が引き締まる思いがしました。
そして今日は娘の６歳の誕生日。４年前落選直後のころを思い出します。「お父さんの仕事はなんなんだ？」と聞かれて困ったこともありました。今日はお祝いの晩御飯です。

政治家としての情報発信

これまで政治の世界に２０年います。政治の表舞台にも裏舞台にも接してきました。はじめは自民党衆議院議員の駆け出しの秘書として。新生党、新進党、自由党、民主党と政党も変わり、政界再編の内幕も垣間見ました。自由党で初当選。そして今民主党と合併して念願の政権交代を果たすことができました。

きっと皆さんは政治といってもテレビや新聞を通じてしかお知りになる機会はないと思う。実際、書きたくても書けないことが多いのも事実ですが、できる限りこのブログやTwitterで、本当の「政治」を伝えてゆきたいと思います。

お詫び メールの返信が滞っています。

今日は秋祭りのピーク。神社の例大祭にも何箇所か出席しましたが、民主党は私だけ。あとは自民党の前職・現職の議員ばかり。日常活動を今まで以上に強化しなければと感じたのでした。

さて選挙期間中に、ウイルス対策ソフトが期限切れ。気がつくと事務所のパソコンは感染しまくり。本当に困ったものです。というわけで、多くの皆さんからメールをいただいているのですが、まだ返事を出せずにいます。復旧し次第お返事します。ご海容の程よろしくお願い申し上げます。

４年間の浪人生活で感じたこと

秋祭りのシーズン。今日だけで８会場おうかがいしましたが、どこへいっても「頑張ってください」と声をかけられる。期待の大きさをひしひしと感じます。
世間の方は、政治家に聖人君子を期待されている。もちろん私自身も聖人君子でありたいと思っています。しかしそこは人間。色々な煩悩をしょっている。民主主義の良いところは、普通の人が政治を行うということです。王様ではなく、官僚ではなく、普通の人が政治をやることにこそ意味がある。
普通の人が政治をやるからこそ、スキャンダルも起こる。もちろん失敗だってする。だからこそ時々政権交代が必要なのです。その意味ではやっと日本に民主主義が定着した。普通の人たちが切磋琢磨して政治にあたることになったからです。

来週から国会

現行の法律では、国会の召集を決めるのは麻生内閣。鳩山新政権樹立が確定しても、特別国会召集は今の政権の都合で決まります。

というわけで解散から投票までずいぶん間が空きましたが、投票から特別国会召集までも結構間が空きました。内閣の人事も本来なら、鳩山総理誕生後に決まることなのですが、マスコミも党内も（？）待ちきれないのか、個別の名前も挙がる。これも新スタイルか？

議員会館の部屋も決まりました。いよいよ来週から国会です。