日本の総理大臣には任期がない。しいて言えば国会議員でなければならないので、衆議院4年、参議院6年。それも多数党のコンセンサスを得れば、さらに総理大臣としてあり続けることが可能です。
何が言いたいのかというと、日本の総理大臣は自分で「辞める」と言わない限り、辞めなくてもよい仕組みになっている。リコールの規定はありません。唯一は衆議院による内閣不信任案の可決ですが、それにしても衆議院解散で対抗することができる。おまけに閣僚を自由に任免することができるのです。
総理大臣はかくも強大な権限を持っている。自民党所属議員もマスコミも面白がって「麻生降し」などと言ってますが、はたしてどうなりますことやら。
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