過去最大の規模が売り物の来年度予算案ですが、ざっと見渡しても目新しいものはあまりない。今までやってきた制度仕組みのまま規模を膨らませただけ。そして家計に直接響くものは第二次補正予算案の定額給付金くらいで、あとは殆どが間接支援にとどまっています。
定額給付金も、3年後の消費税引き上げによって、効果激減。もともとあまり効果は期待できないわけですが、消費者・生活者のマインドを冷やしているのですから何をかいわんやです。
「生活防衛」と大見得を切っているものの、どうも分りにくい。そして現実に実施されるのは早くても第二次補正分が3月から。4ヶ月の政策空白となります。年明けからの景気が本当に心配です。
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