福田総理や自民党執行部が画策する8月下旬の臨時国会召集。極めて異例です。臨時国会は普通9月とか10月とか、秋口に召集するもの。これだけ早期に召集するのは、ズバリねじれ国会対策。憲法59条の60日間みなし否決条項と3分の2再議決条項をフルに使うつもりだからでしょう。
しかしこれは、国会では議論しないということをあらかじめ宣言しているようなもの。つまり野党不要論なわけで、いきなりケンカをふっかけているようなものです。連立与党の公明党が早期召集に難色を示しているようですが、「問答無用のケンカ国会」だからでしょう。改造、臨時国会招集、解散総選挙と、すべて連動しているからです。
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