なかなか決まらない次期日銀総裁。福田総理もマスコミも世論や経済を読み違えているのではないかと思います。
「日銀総裁が決まらないのを嫌気して、日本経済への信頼がなくなる」とマスコミも政府もさかんに言いますが、ならば円は売られてもよいはず。ところが円は買い進まれて本日は1ドル95円をつけました。マスコミも財務省の言うとおりの記事を書いて、失敗したと思っていることでしょう。
日銀総裁を政局の捨石にするつもりだったのでしょうが、捨石になりそうもない。そのあたりが郵政解散の時とは事情が異なるわけで。福田総理は危険な賭けに出たことになりました。
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