どうも「構造改革」という言葉が、悪い意味合いで使われることが多いようです。
それもそのはず、小泉氏の「構造改革」なるものは、結果において弱い立場の人にその大部分のしわ寄せをいかせてしまっているし、財政赤字も増えてしまっているのですから、「構造改革なんかいい加減にしろ」と感じる人がいても当たり前です。
結局のところ、「構造改革」とは何か、をきっちり示さないまま、改革改革と大騒ぎし、反対する人を抵抗勢力にしたのが、この5年あまりの政治です。「何」を「どうする」のか、そしてどんな「社会」になるのか、分からないまま「構造改革」の名の下にメチャクチャやってきたということです。
だから私は、今こそほんとうの構造改革が必要だと思う。結局「小泉構造改革」は、「構造改革」ではなかったからです。
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