先日、とある中小企業の経営者と懇談。商工会議所の役員もされている方ですが、中小企業の従業員向けの健康診断制度の話題になりました。
「色々な制度があるけれども、制度自体がたくさんあってよく分からないし、周知もされていない。役所の方は「知らない人が悪い」と言わんばかりのスタンスだ」とのこと。知らない市民が悪いのか、きちんと知らせない行政が悪いのか。
公費の助成つまり税金が投入されている場合には、当然のことながら知らせない行政に問題があります。税金が投入されているのですから。公費を使っているということは、市民にはその便益を享受する権利がある。また行政は、それをきちんと周知徹底する義務がある。ここを間違えてはいけません。
「お上」という言葉がありますが、政府は、税金によって運営されている市民のためのもの。理不尽には声を上げてゆくのが民主主義です。
コメント