今日、藤沢のとある会で。私の前に来賓として挨拶した議員は現在与党として政府の役職にある人でしたが、その挨拶で「政府は景気が良くなっているといいますが、私は実感としてそうは思いません」と述べてました。
「おいおい、政府と言うけれど、あんた自身が政府じゃないか」と心の中で思いつつ、さすがにパーティーでしたから無粋な挨拶はしませんでしたけれども、小選挙区二大政党政治では、政府と与党の使い分けは許されるものではありません。与党イコール政府。政府イコール与党。政府でないのが野党です。
世の中には、民主党のことが大嫌いで、民主党に政権を任せるぐらいなら、どんなに税金が高くなっても自民党の方が良いという人もいるかもしれないし、どんなに天下りと官製談合で税金のムダ遣いが行われようともやっぱり自民党の方が良いという人がいるかもしれません。今のままがいいなら自民・公明政権で結構。それはそれで私は構いませんが、「このままではダメだ」というならば、是非とも民主党にお任せを頂きたい。お上依存の強い国なので、お上つまり政府・与党の言い分の方が受け入れやすい風土はありますが、日本の政治文化もだんだん論理的・合理的に変わってきていると思います。
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