やらせタウンミーティングの例をみるまでもなく、地方の中央への隷属は当たり前のようになってしまっています。
法律の運用にしても、立法府である国会が法律をつくったのですから、国会に運用の問い合わせがあってもよさそうなモノですが、実際は中央官庁がすべてを仕切ってしまっている。市町村は法律の運用について県におうかがいを立て、県は国に対しておうかがいを立てる。本来なら司法(裁判所)がになうべき仕事も、中央官庁が公然と行っています。
「中央から地方へ」は、規制緩和とか三位一体改革といわれた補助金の問題だけではありません。「地方の自立」は、まさに地方の問題。自由に使える財源があって、中央からとやかく言われない権限があって、そして最後は人です。
失敗を恐れず実行する人材。自分の行動に責任をとる事のできる人材。国も地方もそういう意味では変わりません。
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