小沢一郎氏のまわりから、いつも人がいなくなる。側近が離れてゆくと言われて、小沢は傲慢だとかワガママだとか言われる訳ですが、昨年、あれだけの仕打ちを受け、抵抗勢力とまで言われた郵政造反組は、何が何でも自民党へ帰りたいらしい。権力の持つウマミというのは、本当に凄いものです。
そもそも与党から野党へ鞍替えする人など、殆どいない訳ですが、与党自民党は、ブラックホールのようになんでも吸い込んでしまうし、また数合わせのためなら、どんな手段もいといません。自ら切って捨てた人まで、参議院選挙に勝つためには復党させるのですから。
無所属議員だと企業献金も受けられないし、無所属で落選中なら、寄付を受けても税制面での優遇制度も無い。政党の方も、年が明けるまでに議員の数を増やした方が、政党助成金を多く受け取ることができる。年末は政界がにぎやかな季節です。
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