バブル経済が崩壊してからこのかた、日本経済の低迷とともに株価も低迷を続けてきました。
いまから10年ほど前、株価が低迷するのは政治の無策のせいであると言われていましたし、実際そうでったあったはずです。特に不良債権問題という足かせは、株価にはたいへん重く、先送りを続けていた自民党政権の評価が、株価を形成していたわけです。
そして金融機関への公的資金投入が本格的に行われだすと、株価も持ち直しました。その株価の持ち直しを、「改革の成果である」と評する向きもありますが、果たしてそうか。単に株価が上昇するための政策をとっているだけではないか、そう感じるのです。
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