「ムダ遣いがこれほど報じられているのに、責任をとった官僚はいないじゃないか、野党はなにをやっているんだ」よく頂く意見です。
日本の法律では、政策上の失敗があった場合、それが過失であれ故意であれ、官僚個人の責任を問う仕組みにはなっていません。
だからこそ、国会審議を通じて、ことの真相を明らかにすることが必要になるわけで、スッポンのようにしつこく食らいついてゆく必要があります。
同時に官僚個人の責任追求もさることながら、その上司たる政治家、大臣その他の責任も追及せねばなりません。議院内閣制は、与党の政治家が、行政の責任者となるからです。
野党は政権交代を視野に入れつつ、常に批判的な目で与党と行政を監視する必要があるのです。
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