株価が回復したとはいうものの、1万6千円を挟んで行ったり来たり。上値が重い展開になってしまっているわけですが、これには公的債務残高が関係をしているように思います。
国・地方の借金は、小泉内閣の5年間で、289兆円も増えてしまいました。構造改革が行われなかったことと、不良債権処理のために使った公的資金を借金によって調達したために、債務残高が積み上がったわけです。株価を上げるために投入した公的資金によって、今度は株価の上値が重い展開になってしまっている。
日銀のゼロ金利政策も終わり、大量の国債残高がある事を考えると、今後金利は上昇するに違いありません。債券の金利が上がれば、株価は下がるため、株価が上値が重くなってしまう。株価回復のためには、財政赤字を減らす事です。
コメント