このところ朝の街頭演説をしていると、税の負担についてよくお声がけを頂きます。特に高齢者は重税でたいへん。老年控除の廃止、年金控除の縮小、定率減税の縮減などあって、税負担が大幅に増えてしまっているからです。
加えて、控除が縮小されたことによって、課税所得が増えるものだから、社会保険料の負担も上がってしまう。ダブルパンチです。
昨年9月の衆議院選挙の際、私は声を大にして負担増の問題をうったえたのですが、やはり現実に負担増にならないと実感がわかないのかもしれません。
高齢者が負担増をうったえるのは、自分で納税している(確定申告・還付申告)をされている方が多いからでしょう。その点サラリーマンは源泉徴収で終わってしまうことが多く、痛税感はイマイチのようです。
いずれにしても、高齢者が負担増のとっかかりで、次は現役のサラリーマン世代。財政状況もたいへんではありますが、無原則な負担増を許しておいていいのか、今の自民・公明政権で本当に良いのか、是非ともお考えいただきたいと切に思います。
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