中塚一宏の「いっこうで行こう！」

日程は二転三転

昨日藤沢の自宅に帰宅したのは午前２時５０分ころ。２時間ほど寝て８時の会議に間に合うように再び東京へ。早朝から某団体との意見交換、組織委員会の仕事をこなして、衆議院安全保障委員会へ。自衛官等の給与に関する法律が審議されていますが採決はされず。さらに予定されていた本会議も開催されず、流会に。

という訳で、昼からぽっかり時間が空いて、ちょうど藤沢からお越しになられていた後援会支部会長をゆっくりとご案内することができました。

横浜で講演をこなしたあと、最寄り駅から家まで歩いて帰りながら、息子と会話。いつまでも子供と思ってましたが、成長したなと感じるところがあって、ちょっと嬉しかった。

忙中閑あり、か。来週からまた頑張らねば。

野党慣れしてない？

今日の本会議は１３時開会が遅れて夜の９時過ぎからになりました。 自民党も野党なれしていない。財務金融委員会では参考人質疑が行われましたが、自民党・公明党は欠席。民間の有識者をお招きした参考人質疑を欠席するなど前代未聞です。 野党としての言い分があるのは分かりますが、対決型の法案でもないのにいきなり審議拒否とは。 今の自民党は壊れたボリュームみたいなもの。ちょっとひねるとめちゃめちゃ大きな音が出ます。

席を立った自民党理事

さて財務金融委員会。今日は法案の審議入り。朝９時から夕方５時までみっちりと質疑が行われました。明日は法案に関連して参考人質疑も行います。

委員会終了後の理事会、民主党の筆頭理事が、出口（採決）の日程について提案。ところが、民主党が提案したとたんに自民党の理事は席を立って退席してしまいました。

党が違うのだから、言い分が違うのは当たり前。そして与党が政府提案の法律を成立させるために努力するのも当たり前。それが話し合いもせずに席を立っていなくなるとは、久しぶりにビックリしました。法案の中身についてそんなに異論があるようでもないにもかかわらずです。

「自民党は野党馴れしていない」確かにそうかも知れません。

そんなこと言われても、なぁ

あまりテレビや新聞では報道されていませんが、どうもすっきりと国会が運びません。大もめにもめて全面ストップというほどではないのですが、なんともじめっとした感じ。

最近国会で言われているのは「民主党は与党馴れしていない、自民党は野党馴れしていない」。そんなこといわれてもなぁ。いよいよ法案の審議入り、明日も朝８時半の与党理事懇から頑張ります。

たった１０分の質疑

この国会は鳩山内閣発足来、初めての本格的な国会です。新任の大臣は各委員会で所信を含めて挨拶をします。そしてその所信に対して、質疑を行うことになりますが、私が理事を務める財務金融委員会でもそれがいよいよ明日スタート。トップバッターは私が行うことになりました。それも１０分。

今日は与野党の交渉が難航して、理事会が長引き、地元日程を一つキャンセルしてしまいました。その難航の余波で、質疑時間が短くなって１０分に。

瞬間芸のような質疑ですが、４年ぶりに頑張ります！

「とかく日本人は」

「とかく日本人は１００点満点を望む」昨日お話しした幹部自衛官の言です。さらに「とかく日本人は気が短い。すぐに成果を期待する」。そう言われれば、確かにその通り。私自身がそうです。

武田信玄は「勝負の事、十分を六分七分の勝は十分の勝なり」と言ったそうです。武田信玄の境地には到底なれませんが、時々は思い出してゆきたいものです。

週明けから

国会の日程もあとわずか。今日も選挙区を歩いていると、「土曜日はお休みですか？」と聞かれたりしますが、よほどのことがない限り土曜日に委員会や本会議が開催されることはありません（もちろんやってはいけないということはありません。だから休みではありません。一応年中無休ですが、やらないだけ）。

ということでウィークデーはもうあと何日もない。下旬には連休もあります。政府提出法案はまだ審議入りもしていない。週が明けたら、忙しくなりそうな予感。

久しぶりのアメリカ大統領訪日

今日の東京はおまわりさんだらけ。天皇陛下ご在位２０年とアメリカ合衆国大統領の来日で厳戒態勢でした。

 オバマ大統領のアジア歴訪、日本の滞在時間は短いものの、明日日本でアジアに対する政策演説を行うというのがミソのように思います。そしてシンガポールに行くというのも、ポイント。中国とインドの中間にあり、東南アジアの中心でもあるからです。

「対等」を標榜する鳩山内閣、そのために一番必要なことは信頼関係。お互い国益を背負って政治をしている訳ですから、何もかも意見が一致することなどあり得ませんが、だからこそ信頼関係が大切。両首脳のご健闘を。

政治改革推進本部

今日は政治改革推進本部の第二回目会合。政府・与党一体化に続いて、国会でも政治主導を確立しないと「分かりやす政治」にはなりません。

「官僚任せの政治」がダメなのは言うまでもないことですが、「官僚任せの政治」になっていたのは、官僚が悪い訳ではなく、政治家が真にリーダーシップを発揮していなかったから。官僚の悪口を言って票をとるだけなら、政治家は気楽な稼業です。

官僚叩きではなく、本当の政治主導を確立するためにも、更なる政治改革こそが必要。それは政治家があらゆることに責任を取る仕組みづくりのことであり、政治家の仕事の再定義でもあります。

選挙総括 勝ち戦から学ぶことの難しさ

失敗から学ぶのはある意味当たり前。誰でもやることです（やらない人や組織もあるようですが）。しかし勝ち戦から教訓を引き出すことは難しい。勝ち戦から学ばなければ、更なる大きな戦いには勝てません。

逆に成功体験が足かせとなって、逆に失敗してしまうこともある。バブル崩壊後の「失われた１０年」と言われた日本経済がまさにそうでした。先の衆議院総選挙の自民党の大敗も、小泉政治的な劇場型政治の行き詰まりによるもの、つまり成功体験がかえって足かせになった例かもしれません。

私自身も民主党も、今回の選挙結果を冷静に判断し総括する必要があると感じています。