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今日は昼前から東京。ひっきりなしに尋ねてくる新聞記者さんの関心は、日本郵政の次期社長について。
参議院の補欠選挙もいよいよ終盤戦。今日は横浜駅の西口で鳩山首相の街頭演説・総決起大会が行われました。
景気が悪ければ税収は落ち込みます。マニフェストで約束した政策の実行に必要な予算は、現行予算の組み替えで捻出するにせよ、景気悪化で税収が落ち込む場合には、それ以前の問題として、足りないおカネを調達しなければなりません。 増税は論外なので、既存の予算にさらに切り込むか、それとも赤字国債を発行するかの選択をしなければなりません。赤字国債を発行する場合、おカネに色はついてませんから、出来上がりベースで見れば、マニフェスト実行のために赤字国債を発行したことになってしまう。悩ましい判断です。
秋はイベントが多い。地域の運動会に文化祭。各団体の定期大会。昨日今日とかけずり回りながら、「こなすだけの日程になっているな」と思いながらも、呼んでいただけるありがたさを感じています。 さてとある会合でご挨拶をした後、ご意見を頂きました。その女性曰く「民主党の新人研修に無断欠席した議員がいるらしいが、とんでもない。そんな人はクビにして欲しい」とのこと。テレビも見ない、新聞もとっていない私にとって、この問題がこれほどまでに反響が大きいとはビックリなのですが、考えてみれば至極その通り。ごもっともという感じ。期待の大きさの裏返しでもある。新人諸君に厳しく指導しないと、と感じたのでした。
概算要求額が過去最高なのはあたりまえ。概算要求とは、各省庁が来年こういう政策を実施したいという、その要望のこと。 来年度の概算要求額がここまで巨額になっているのは、民主党が総選挙で約束したマニフェストに盛り込んである政策と、今まで自民党政権が行って来た政策が混在しているからです。 さらには、概算要求総額として報道されているのは、一般会計のみのこと。予算には特別会計もある。一般会計予算から特別会計予算に繰り入れているカネも、今後の査定の対象です。 予算編成はこれから。旧政権の行って来たムダ遣いを切ることはこれから始まるのです。
来年度予算の概算要求が出そろってその額合計で95兆円。「過去最大」「実現できるのか」様々な報道がありますが、どちらかというとネガティブな報道の方が多いように見受けます。 料理と同じで、作り方が同じだと出来上がるものも同じ。だから作り方を変えないことには、違う予算にはなりません。概算要求には各省が今まで行って来た政策と、民主党マニフェストに盛り込まれた政策が混在しているのです。従来の政策の中には、特別会計への繰り入れや、天下り先への交付金などが当然含まれます。 だからこれからが本格的な予算編成。今までとは違う物差しで見て下さい。
与党の委員会理事が懇談会を催すことを、略して与理懇(よりこん)という。今までは野党の理事懇談会でしたから野理懇(やりこん)と言いました。私も初めての財務金融委員会の与理懇。 これからは委員会の運営を決めなければならない立場。それだけではありません。政府与党一体化という考え方の中で、所属委員の皆さんの合意形成にも心を砕かねばなりません。考えれば考えるほどやらなきゃならんことが出てくる。しかしこれも与党の醍醐味。特にこの臨時国会の注目法案が委員会にかかる訳ですから、やりがいは十分にあります。
久しぶりに覗いた国会議事堂の中央食堂(職員食堂)。4年前と同じ人が働いていて、何となくホッとした感じでした。 いよいよ来週末から始まる臨時国会に向けて本格始動。各省政策会議も開催されだして、今日は金融庁の政策会議がありました。何かと話題の「例の法案」もテーマに。オドロオドロしい内容でのスタートでしたが、成案はまだ検討中ではあるものの、副大臣のご苦労のうかがえる内容のように感じました。 明日は衆議院財務金融委員会の初めての与党理事懇談会。臨時国会での委員会運営について議論をしだします。
今日は某大臣と会食。政府部内での苦労話、特に官僚操縦の難しさをお話しいただきました。 ことさら事を荒立てる必要はないけれど、官僚のおだてにのっていい気持ちになっているようだと、自民党と変わりません。 政権担当能力とは、官僚に理解を示すことではなく、官僚を使いこなすこと。政治家は見識でものを言う必要があるのですが、その見識を養うことの大切さを改めて感じました。
今日は三連休の最終日。選挙区を駆け回りましたが、あちらこちらで市井の皆さんの声を聞かせていただき、勉強になりました。 あちらこちらで皆さんからお聞かせいただいた政策課題のテーマは「情と理」。政治にとって本当に大切な課題だと思う。レトリックとして情と理を使い分けるのは容易いことですが、政治判断の際に情と理は本当に必要であり、難しい。 話題のダムの問題にしても、情と理の問題。その他にもいっぱいある。政治ですから理屈だけではできません、かといって情ばかりに流されては、それも政治ではない。大切なことはフィールドワークで体得するしかないな、と思いました。
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