昨日は、東京で代議士、前代議士と懇談。同僚や後輩の元衆議院議員が、今回の参議院選挙で多数当選しました。本当に良かった。
さて懇談の焦点は、いうまでもなく解散の時期です。自民党総裁選挙で福田候補が、「話し合い解散」に言及、マスコミでは「4月解散」が言われだしていますが、はたしてそうかな?
前々からの持論ですが、選挙は思ったよりも早い感じがしています。「話し合い解散」というと聞こえは良いけれど、「予算成立に協力してくれたら」ということの裏返し。予算を通すということは関連法案も一緒に通すということなのでしょうが、それは今の政府の政策を認めることにほかなりません。民主党としてはそういうわけにはいかないでしょう。予算は当然組み替えを求めることになるでしょうし、税法だって民主党案を提出することになるだろうからです。
また話し合い解散は、どちらかというとイニシアティブをもって解散するとは言い難い。総理の立場に立って考えれば、解散総選挙をするのは政権として国民に信を問うわけですから、主導権をもって解散しなければ、解散権を行使する意味はありません。追い込まれて解散という事態は避けたいところでしょう。
加えて国会をやって自民党にメリットがあれば別ですが、あまりないように思います。それどころか、例の消えた年金の照合結果は来年3月までに行うことになっているのですが、もしできなければそれだけでも政治問題化するでしょう。ひょっとしたら政治とカネの問題だって吹き出すかもしれない。国会をやって実績をあげられるなら別ですが、どうもそううまくいかないように思います。さて、どうするか?
最近のコメント